2015年09月12日

AGM ステンMk2 改修 その2

明日は三沢航空祭ですが、なんか微妙な天気・・まあいつものことか。

杉丸です。

今回はAGMステンMk2の改修その2です。

メカボは終わったので、続いてAGMステンMk2の大問題であるスイッチ問題。ここはFET化で解決します。それに加えて、トリガースイッチ部分も改善します。

以前も書きましたが、ノーマル状態では稀に見る危険なスイッチシステム。ですのでスイッチそのものを交換して、FET化です。

が、そうも簡単にはいかないんですよ。

Img_5764.jpg
今回使用するマイクロスイッチの大きさでは赤丸部分が設置の邪魔なんです。ですので、

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カットwグラインダーでスパッと。これでマイクロスイッチが取り付けできますが、そのままでは固定できない。簡単にホットボンドで固定する方法もありますが、持ち主が遠方の方なので修理することがあったら自分以外の方がすることになるでしょうから、ちゃんと分解できるようにします。

Img_5782.jpg

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プラ板にてマイクロスイッチ固定用のベースを作ります。ネジを埋め込み、ベース自体にマイクロスイッチを固定した上でメカボ(モーターベース)に取付します。プラモ用に買っておいたプラ素材がまたプラモではなく、ガンに使われることにw

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偶然にも使わない穴がモーターベースに開いてましたので、そこにボルトを貫通させ固定します。

Img_5785.jpg
ベースにマイクロスイッチを固定するとこんな感じ。マイクロスイッチはM2.3のネジで固定することになっているのですが、そんなほとんど使われないネジ、田舎のホームセンターに売ってるわけもなく、ドリルでちょっと穴を広げ、M2.6のネジで固定です。

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横から見るとこんな感じ。いいねぇw

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完成したのち、配線類などが干渉した部分をカットし、塗装してベースは完成。

Kimg0033.jpg
そしてFETユニットは自作品。コンパクトにするためにヒートシンクを覆いかぶせるようにしたので、基板等が見えませんが、FETはIRLB3034PBFを使用。そのほかにこれまで付けてなかった(と言っても最後に作ったのは数年前だしな)保護対策にコンデンサーや整流ダイオードも搭載してます。

なお、SBDに関しては以前作っておいたものをモーターに取り付け。FETユニットを自作してるんだし、一緒にSBDを基板に乗せてもいいんでしょうが、作ってあったのでw

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最終的に完成したFETユニット。

Img_5826.jpg
これにてメカボ完成形。

Img_5832.jpg
FET関係はこんな感じに分離できます。

続いては一番のネックだった外装系。

サイレンサーを付けることができたら付けたいとのこと。バレルの先に付けるなら簡単でしょうが、そんなレベルじゃないので取り付け方法を悩むこと数週間。解決先は本当に偶然だった。

標準のアウターバレルの代わりになんか付けばいいのだが・・と思っていて、急に気づいたんです。あれ?なんかハンガーに使おうと会社のゴミ捨て場から拾ってきた管材の太さ近いな・・ま、まさかねぇ。

Img_5833.jpg
ピッタリダヨー!!10A規格のパイプ。これをバレルジャケットと同じ長さ+αに切って、先端にM14のねじ山切れれば完成じゃないかー!なんという偶然。

でもね、M14のタップなんて持ってないわけですよ。じゃあどうするかで悩んだ結果これを用意した。

Kimg0022.jpg
10Aの継手類。この先に、以前ばらしたM16ベトナムのアウターバレルの先端を切って接続して完成したのが

Img_5857.jpg
これ。これでサイレンサーを取り付けることができるようになりました。M14部をまっすぐに取り付けるのに苦労した・・それでも元々中華ガンである宿命か、サイレンサーを本体とまっすぐに取り付けるとインナーバレルが若干上向きになってしまい、サイレンサー内部に弾が接触してしまう・・この辺は仕方がなく、インナーバレル出口に詰め物をし、若干下向きになるように調整。この自作基部がちょっとでもずれると弾が飛ばなくなると言う繊細な娘になってしまいました。なおサイレンサーは以前買っておいて、使ってなかったKM企画の40mmサイレンサー(L=200)です。これまた偶然にも家にあったとは本当に奇遇。

このほかに、外装としてストックの固定ネジを改良することに。

Img_5845.jpg
元々のねじでは六角レンチがないとはずせないため、バッテリーの取り外しを簡単にするために工具無しではずせるようにします。

準備するのは

Img_5796.jpg
これと

Img_5797.jpg
これ。でしたが、ナットが普通の六角ナットでは厚みがありすぎるため不恰好なので、

Img_5798.jpg
四角ナットを用意しました。

これでボルトに貫通化粧ナットを通して、四角ナットでダブルナットにて固定します。これで貫通ナットを回しても外れません。

Img_5847 - コピー.jpg
それを塗装して完成。

Img_5848 - コピー.jpg
トラスネジを使ってますが、低頭ネジだともっといいネジができたのですが、太さはよかったのに、長さが短いものしかなく、使用を断念しました。関東なら東急ハンズ行けば手に入るんだろうな。

これにて今回のAGM ステンMk2の改修は完了!

Img_5850.jpg
サイレンサーの付いたステンMK2Sになりました。

バレルを短くしたため発射音が高くなってしまったので、サイレンサーの効果はあまりないのでカッコだけな感じですが、元々のインナーバレルの長さでもサイレンサーの中間くらいまで延びていたので効果なかったでしょうし。

持ち主の元にはもう届いており、今日・明日のイベントに使うとのこと。ギリギリの納期で申し訳なかったがなんとか間に合ってよかった。まあその分先週の試験勉強を削るはめになったが・・あとは実戦テストによる性能の報告を待つことにしよう。
posted by 杉丸 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 杉丸工房
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